文章リハビリ

この世はクソファッキン  だけどこの世はAll you need is love. (映画と本と音楽の感想と雑記のブログ)

日記(2017年6月13日)

5月を乗り切ったと思ったら、もういつの間にか6月半ば。早い。時が経つのが早すぎる。気が付いたら30歳だった、とかっていうのも、冗談ではないように思える。騎士団長殺しじゃないけど、「時間を自分の側につけないと」いけない。まあそんな話はさておき、昨日は帰宅後23時からシャムキャッツが出演したラジオ『象の小規模なラジオ』の再放送を聴く。この番組、何だか良い感じだな。毎週聴こうかな。ニューアルバムからも数曲オンエアーされるとのことで、パソコンの前にかじりついて聴いていた。ラジオ開始早々、新曲が流された。「シャムキャッツで、レモン」みたいな夏目のMCでイントロが流れた瞬間が、なんだか素晴らしかったです。いや、これまでのトレーラーで個人的に1番好きだったのが、『Lemon』だったんですよ。というかあの曲が『Lemon』だと昨日知ったのだけど。良い曲だなぁ。

ひと目で恋に落ちたよ
まつ毛の先まで

キュンと来るような歌詞に、夏目くんのファルセット混じりの歌声がナイス。イントロのリフは、イントロ以外ではサビ裏で鳴ってるだけだったけど、大好きだ。

youtu.be


この、トレーラーの風景も良いのよな。なんだろね。これ、どこの川?そういえばラジオで菅原がMCの「シャムキャッツは世間からはどんなイメージを持たれていると思う?」という質問に対し、「『晴れた休日の午後、爽やかな気持ちで聴くバンド』みたいな感じだと思うけど、別にそんなことはない。どんよりした日でも、落ち込んだ気分でも沁みると思う」というようなことを言っていたけど、たしかにその通りだと思う。いや、こんな爽やかな映像のトレーラー貼ったあとに言うことじゃないかもしれんけど。アルバム全体のトレーラーも公開されましたね。期待が膨らんでいく今日このごろですが、本日は仕事でミスをやらかし、大層落ち込んでます。ではまた。

日記(2017年6月6日)

風邪が治りきらない。いったいどうしたことか。どうしたというのか。身体がだるいとかしんどいとかいうことはないのだが、鼻が出る。咳が出る。ゆるい咳も出るし、時々発作的な咳も出る。先週の土日もおとなしくしていたというのに。いったいどうしたことか。さて、そんな毎日だがなんとか生き延びている。今日は仕事中にふと、くらもちふさこ先生のことを思い出す。なんでだろうな。『いつもポケットにショパン』の名作っぷりをなぜか思い出して、久しぶりに読みたくなった。昼飯を喰らいながら、くらもちふさこ先生のことを調べていると、『花に染む』を思い出す。そういえば1巻だけ読んだなぁ・・。何か別の漫画のスピンオフで、元を読んでからにしようと考えたんだったなぁ。てなわけで帰り道に『駅から5分』文庫版を買う。新書版のデザインが好みだったので、そちらが欲しかったが絶版か?売っていなかったので文庫版。 

駅から5分 1 (集英社文庫 く 14-33)

駅から5分 1 (集英社文庫 く 14-33)

 

くらもちふさこ先生の作品は本当に大好きで、『いつもポケットにショパン』はもちろん、『Kiss+πr2』や『いろはにこんぺいと』は何度読んだかわからない。『銀の糸金の針』も大好きである。だが大好き大好きと言いつつ読んでいない作品があまりにも多い。というか作品数すごいな。ちょっとずつでも読んでいきたいなぁ。男キャラクターが、なんともかっこいいのよな。きしんちゃんなんて未だに憧れているわ。
ジュンク堂書店にて本を買った後は、自宅近くのマクドナルドでバーガーを買い帰宅。比較的早めに帰ることが出来た。『裏てりやきマックバーガー』なる、私の大好きな『てりやきマックバーガー』の裏の味を楽しむ。正直あまり違いがわかりませんでした。とりあえずベーコンは乗っていましたね。バーガーを喰らいながら、youtubeを漁る。ソロギターの動画をいくつか観て、このような名曲へたどり着く。涙がちょちょ切れそうになる、美しいメロディである。


Don Ross - Berkley Springs (PS 15)
繰り返されるプリング・オフ、ハンマリング・オンのフレーズ。同じメロディを繰り返しながらも、周りに付随する音やリズム、伴奏にあたる部分が巧みに展開されて飽きさせない。思わず友人にLINEで名曲の存在を知らせてしまう。調べたところ1999年の曲らしいなぁ。良い曲だなぁ。あ、そういえば本屋でこんなものを見つけたので、ヤクルトファンとして購入しておきました。 

愛すべきつば九郎の漫画本だものな。買わなきゃな。あ、シャムキャッツのホームページで、ニューアルバムのワンマンツアーが発表されていたな。9月か。ぜひとも行きたいな。にしてももう1曲くらい発売前にPVか何か公開してくれないのかな。毎日楽しみで仕方ないのだけれど。

 

日記(2017年6月2日)

火曜日に出勤してから、風邪がぶり返すというか今ひとつ治りきらず、いやむしろ咳はひどくなっているような気がする今日このごろ。普段の食生活が適当すぎて栄養が足りてないのだろうか。少し自分の健康状態が心配になった1週間だった。仕事はどうにかこうにか持ち堪えている。心はわりと参っている。季節も毎日苦手な夏へと近づいている。どうすりゃいい、どうすりゃいいの、という日々にラッキーオールドサンという男女二人組の音楽ユニットを知る。「That Lucky Old Sun」といえば、アメリカのポピュラー歌曲であり、市井の暮らしをなんとも素敵に歌う名曲で、私はブライアン・ウィルソンのカバーで知って、大好きである。そんな曲のタイトルをバンド名?ユニット名?にした彼らである。


ラッキーオールドサン『ミッドナイト・バス』(Official Music Video)
youtubeでたまたま知ったこの曲にウルッと来る。まるで現代の『カントリー・ロード』。生まれた街を離れ、なんとかどうにかこうにかやっていく、なんとも素敵な曲である。PVも大好きだ。

生まれ育った街をはなれ
君もいつかは大人になってしまうだろう

こんなの、こんなの、ウルッと来てしまうでしょうが!

なんとか元気にやっています
帰らないミッドナイト・バス

こんなの・・しびれてしまうでしょうが!なんですかね、演奏はスタンダードだと思うし、ボーカルだってどちらかというと冴えないと思うんですけどね、そうなんですけどね、そうなんですけど、良い曲だよなぁ~。パッとしない毎日も少し愛おしく思えたりしそうだもん。1stアルバム収録とのことで、帰り道にタワレコで買おうと思ったら売ってなかった。2ndと、1stの前のEPみたいなのは売ってたのに。とにかく私は今後、深夜バス・夜行バスを『ミッドナイト・バス』と呼びますから。

日記(2017年5月30日)

日曜の朝、目覚めた瞬間から猛烈な喉痛に見舞われ、気づけば発熱。土曜の夜泊まっていた友人が昼過ぎに帰るやいなや、薬局に薬を買いに行き飲んで寝込む。月曜朝、熱は下がること無くあえなく欠勤。本日火曜、溜まった仕事を片付ける。先週でデカイ案件が一段落していて本当に良かった。そういえば先週末から友人がハースストーンを開始。私がさりげなく続けている趣味の1つなので、仲間が増えて嬉しく思う。ゲームといえばうちのPS3はDVD・BDプレイヤーと化しているのだが、先日病気で寝込んでいる間にコントローラーが壊れた。せっかくPS3Netflixのソフトを入れたところだというのに。とりあえずコントローラーは買い換えるとして、アレですね。『ドラクエ11』も出ることだし、欲しいなうん。PS4
さて今日は帰宅後、Youtubeを漁っていると何となくクイーンの映像が観たくなった。伝説のライブエイドを久々に見返し、素晴らしいなぁと思ったり、アダム・ランバートとの2016年公演の映像を観て、これはこれで悪くない、いやむしろ良いよと思ったりしていたのだが、こんな動画を発見してしまった。


The Queen Extravaganza - Bohemian Rhapsody (Live at Montreux 2016)

こりゃ良い!って喜んで聴いて調べたところ、ロジャー・テイラー自らオーディションを行い選んだメンバーで結成したクイーンのトリビュートバンドらしい。こりゃ良いですな。ボーカルの声は確かにフレディに似ているのだが、無理して似せにいってるのではなく素で似てるんだと思う。だから思いっきり気持ちよく歌ってもいびつにならないというか。似せようと歌ってる感じでもないと思うので。『The Show Must Go On』なんかもyoutubeにはライブ映像があったんですが、フレディがライブでは演れなかった曲なのでまた格別ですね。『Under Pressure』も最高。聴けばウキウキせずにいられない、あのイントロもずいぶん久々に聴いた気がするなぁ。とりあえずiPhoneにクイーンの楽曲入れ直すところから始めます。
そういやiTunes storeではクイーンfeat.松本零士みたいな感じの謎のPVが販売されているのだが皆さんはご存知だろうか?『Bohemian Rhapsody』に松本零士のSF的アニメーションが乗るというものなのだが、なぜか発見するやいなや購入したのを思い出しました。


My "Somebody To Love" audition

ちなみにこれは実際のオーディションでも使用された映像なのかなぁ。めちゃくちゃ良いんですけど!

日記(2017年5月26日)

先週とは異なり、わりと花金らしい金曜日を過ごしたように思う。というのも、今週で仕事の大きい案件が2つ、一段落したからだ。結果はさておき一段落である。そういうわけで、金曜日は学生の頃のアルバイト先の先輩と飲みに行った。5年ぶりくらいに会ったような気がする。やたらと高い焼肉屋や、焼き鳥屋、さらに人生初のクラブに連れて行かれて新たなる世界を目にする。結局明け方まで飲み歩いていたのだが、やはりクラブは私にとって新たな世界だった。楽しみ方はわからなかったのだが、みんなノリノリでものすごかった。あれでニュー・オーダーとか、アンダー・ワールドでもかかってればさらに良いのだが。帰宅して疲れ果てて眠りにつく。そういえばその先輩が村上春樹の『騎士団長殺し』をわりと気に入っていたので、いい加減積むのをやめて読もうと思う。 

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

 

村上春樹の長編をどの程度読んでいるのか気になって調べたところ、意外と読んでいた。『国境の南、太陽の西』と『1Q84』の3巻以外は読んでいたが、これらもいい加減読みたいな。ちなみに村上春樹の作品で1番好きなのは『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』です。なぜだか、明け方スーパーマーケットのコーヒースタンドで太った娘を待つシーンとか、車で買い物に行ってファミレスかなんかに入るシーンが大好きだ。あれ、こっちは『ねじまき鳥クロニクル』だっけ。

そういえば色々と観に行きたい映画が溜まっていることに気づく。シャムキャッツの楽曲が使用される『PARKS』、湯浅監督の『夜明け告げるルーのうた』、Mr.シャマランの『スプリット』。ん~時間が足りない。

日記(2017年5月22日)

つい最近、というかつい数時間前に知ったのだがなんとNetflixにダウンロード機能が実装されていたらしい。つまり観たい作品をあらかじめiPhoneiPadにダウンロードしておけば、通信制限を気にすること無く移動中などに映画を楽しめるのだ。何を隠そう、私のiPhoneの契約は電話し放題・通信制限2GBみたいなプラン。外で動画を観る機会は極めて少ない、というか観ようものならすぐさま通信制限に引っかかる。なので、このNetflixのダウンロード機能はものすごく嬉しい。私の移動時間の革命だ。今さら観始めた『化物語』か、ジャド・アパトーの『ラブ』を早速ダウンロードしておこうと思う。

さて本日も残業。月曜から残業。帰宅後はいつも通り発泡酒を飲んでいる。この暮らしで太らないのだから驚きだ。今日は昼休み、片付かない仕事に嫌気がさして本屋へ逃げ込み惣本蒼の『FIX YOU』を買ってきた。 

FIX YOU(1) (シリウスコミックス)

FIX YOU(1) (シリウスコミックス)

 

LINE漫画で一巻無料だった『呪街』が面白かったので、作者を調べたところ現在連載中の作品があったので買ってきた。

こじらせロボとおばあちゃん娘の千年戦争

というなんとも素敵な帯の文句には、惚れざるを得ない。まだ読んでないですが、わりとかなり期待している。『呪街』も全部読みたいなぁ。最後は打ち切りのようだが。いや絶対打ち切りになるような作品じゃないだろう・・。

さて話は変わるんですが、貧乏サラリーマンの私は毎日「金麦」を飲んでいるんですが、似たような境遇の諸兄は何を飲んでおられるのでしょうか?私の場合は「金麦」に混じって、近所のライフで安く売られている謎の発泡酒「ぐい麦」やトップバリューの「バーリアル」が登場します。味とかあんまりわからないんで、酔えればいいやと飲んでいるのだがやっぱり「金麦」がこの中だと一番美味しい気がする。そういえば昔、ビールよりウイスキーの方が安上がりじゃね?と考え、「ハイニッカ」を購入し夜な夜な飲んでいた。ある晩、『ONCE ダブリンの街角で』を観ながらロックで飲んでいたら、あまりの切なさにガブ飲みしてしまい、吐いた。自宅で、自分のペースで、ひとりで飲んでいたのに吐いた。そういえばあれ以来ウイスキーを自宅で飲まなくなった気がする。

Travel Agency/シャムキャッツ(2017)

5月16日、シャムキャッツのニューアルバム『Friends Again』から、トレーラーでも使用されていた楽曲『Travel Agency』のリリックビデオが公開された。旅行代理店ですかい。公開されて以来何度も聴いているのだが、いやぁ・・・こいつは良い。


シャムキャッツ - Travel Agency (Lyric Video)

何度でも聴いていられる。初めて聴いたときは、もうひと盛り上がり合ってもいいんじゃないか、と思ったが。何度か聴いている内に「これで良い!」と感じるようになった。「ビートルズやラーズみたいに、アコギでもロックアルバム作ってるから」という夏目君の言葉通り、爽やかながら力強いアコギのストローク。中盤のティーン・エイジ・ファンクラブっぽさを感じる(私は感じた)エレキギター、相変わらずの人懐っこいメロディ。歌詞も夏目節炸裂で、出かけたくなる。出不精な私も。

いつかは知っていた 石ころの重みさえも
君は忘れてるだろう 実は僕もなんだけど

こんな、なんだかハッとするラインもありますね。いつか知っていた、大切だったっぽいことを忘れてしまう。それを「君は忘れてるだろう?」から入って、「実は僕も」っていうのが良いなぁ。あとは、

恋人に触れるように  暗闇へ手を伸ばせ

ここなんてのは、夏目君はいつかのインタビューで「比喩をするときは『~のように』は今は封印して、風景に託してる」みたいなことを言ってましたが、復活か。


そしてまた映像も良いですね。計算し尽くされてるのかもしれないけど、何でもないような、でも愛おしく感じる風景が続く。ロケハンしたスタッフを称賛するほかありません。ちょっとね。これはね。街歩きしなきゃなりません。街歩き。ちなみにビデオサイズは最近流行りなのかわからないが、スマホに合わせた縦使用。これについては特に思うところはないのだが。でも本当に風景が良い。トレーラーの映像、全て大好きだ。『Friends Again』楽しみでたまらない。汗かきの私は夏が近づくと憂鬱になるし、梅雨なんて嫌いというより苦手で仕方ないのだが、このアルバムのおかげでちったぁマシな気分で過ごせそうですよ。