文章リハビリ

この世はクソファッキン  だけどこの世はAll you need is love. (映画と本と音楽の感想と雑記のブログ)

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?

打ち上げ

アルバイト先の事務所でたまたま見たテレビドラマの「モテキ」の第2話かなんかで大々的にフィーチャーされてて、気になって見た。少年達のある夏の一日を描いた素晴らしい大傑作だ・・。

オープニング、家を出て夏の景色が広がったときにかかる美しい音楽でグッと引き込まれますね。全編に渡って流れる音楽はどれも美しい・・。

終盤、ある少年が好きな女の子の名前を叫ぶ・・。「おいかわなずなーーーーーーーーーー!!すきだーーーーーーーーーーーー!!」

それを見て俺は思った、どんなに好きな子がいても想いが届かないこともあると・・。当たり前のことだしわかっていたけれど、そういうこともあるのだと、仕方ないんだと、改めて思ったというか・・。まあそれでもまだ俺はあきらめきれないわけだが・・。人生の酸いも甘いも経験しきったような面をしてるノエル・ギャラガーなんかにはもうこの気持ちは分からないと思うけど、事実今俺の心は弱っていて、弱く柔らかくなった心の部分にこの映画はズンズンと染み込んできて・・。

なずなが祐介を花火大会に誘うときは少し表情が暗く、典道を誘うときは表情がすごく明るいという細かい描写が素晴らしい、とネットで感想をあさっているとこういった記述があった。ん~ということは祐介の場合は好きだからと伝えているのに対し典道には好きだと言わなかったのは、本当に好きな相手だから、「言えなかった」のか・・。

おくなと書いておきな恵はこの作品でちょっとびびるくらいの美少女っぷりを発揮していますね。