文章リハビリ

この世はクソファッキン  だけどこの世はAll you need is love. (映画と本と音楽の感想と雑記のブログ)

バタリアン

ゾンビは足が速いのか

 

オススメしてもらったので早速見た。僕の本格的なゾンビ映画デビューとなったこの作品を見て驚いたのは「ゾンビの足が速い」ということであった。僕のイメージのゾンビは足がノロく、ズッズッと歩くものだと思っていた。しかしこの作品に出てくるゾンビは足が速い。警官隊が到着して車を降りようものなら、そこに数十人が普通にダッシュで殺到し、警官隊を食い散らかす。恐怖した。

 

しかし何はともかく、この映画はめちゃくちゃおもしろかった。「死んでいることの苦痛」から逃げる為に脳を食うっていうのは何となくゾッとしましたね。ああ、やっぱり体は死んでるのに生きてるって状態は痛くて痛くてたまらないんだって、思いましたね・・。人間がゾンビ化していくときも体がめちゃくちゃ痛いって言ってて、そらそうやだって体は理論上死んでるやもんね、って思いましたね・・。けど結局のとこ、この映画はおもしろかった。話は暗いんだけど見てる方は暗くならない、楽しく見れる、これがゾンビ映画の魅力なのかもと思った。まあ、この作品はコメディタッチだからかもしれませんけど。

 

最後の終わり方がめちゃ良かったですね。何とか逃げ出そうと登場人物たちがドタバタドタバタしてたのに、電話1本でミサイル発射でドカンでそれで町吹っ飛んでお終い。うわ~ってなった。

 

1つわからなかったのは、ラストシーン。最後の最後でゾンビがまた目を開くのは、ミサイル撃った後に降っていた雨でまた感染が広がったてことなんでしょうか。