文章リハビリ

この世はクソファッキン  だけどこの世はAll you need is love. (映画と本と音楽の感想と雑記のブログ)

ブルーもしくはブルー/山本文緒

古本屋で買って、今さっき読み終えた。とても読みやすい。

ある女性がもう一人の自分、ドッペルゲンガーに出会って「もしも」の人生を体験する・・・

というところから始まるお話。

「人は知らず知らずのうちに、最良の人生を選択をして生きている」

と kikiさんのブログで見たのですが、読んでる間ずっとその言葉が頭の中をグルグルと・・・

解説にも書いてあったけど、エンディング・ラストのシーンはなぜか心地良い風景が浮かぶ。

というか心地良い。

人生って、比較するものじゃないのだろう。

普段から考えていることだけど、何かを取捨選択すれば後になって必ず何かしら後悔はすると思う。

だから「こっちを選んだら後悔するかな?」とか考えないで、そのときほんとにしたいようにするのが1番良いんじゃないかと思うのだ。

本の中でちょくちょく出てきた「メビウスの輪