ぼんやりとした 頭の回っていないような表情で、彼女はビートルズを唄ってる
ぐったりとした やぶれかぶれな僕が弾くギターに、彼女の歌が乗れば良いのに
時間通りに家を出て、5分遅れで仕事場へ
家を出る前にもうあと5分でも時間があればって、僕はいつも同じことを言っている
眠たそうな 気持ちの入らない表情で、彼女は道を歩いてる
まっくらな 良いことなんて何もないような表情で、僕は彼女の後ろを歩いてる
とりあえず毎日家を出て、同じ時間にまた家に
彼女ともし一言でも話すことができたらって、僕はいつも同じことを思ってる