きのう、火星に行った。 /笹生 陽子
これまでの人生で読んだ小説の中で、何か1本最高のものを選べとなるとコレだ。間違いなくコレだ。
児童向けの小説だけど、もう誰でも読んで欲しい。全人類に読んで欲しい。何なのだろう、この気持ちは。僕に弟がいて、僕が昔陸上をやってたっていう主人公と共通する部分があるから、この作品にここまで入れ込んでしまうのか。
とにかく爽やかで幸せで優しくて熱い、最高の小説だ。とにかくラストシーンが最高なんですよ本当に。もうとにかく読んで欲しいんですよ。
むかし初めてこの小説を読んだときから、僕が書きたい小説はこういうのだ!ってなってて・・。いつかもし小説を書くならこういうのが書きたい。