文章リハビリ

この世はクソファッキン  だけどこの世はAll you need is love. (映画と本と音楽の感想と雑記のブログ)

SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者

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ワイはヒップホップをほとんど聴いたことがない

けどそんな僕がこの映画を見た。人に薦められたから。自分で映画を選んでたらまずチョイスしない、まず見ない。しかし、本当にわからない。だっておもしろかったんだから。絶対好みじゃないと思ってたのに、見てみたらおもしろかったんだから。こういうことが最近ちょくちょくあるから最近は人に薦められたものはとりあえず見たり聴いたりしている。自分で選んでたら絶対に出会えない素晴らしい作品と出会えるってのがぶっ飛びだ!!

とりあえず薦められたから1を見て、2を見ないままに最新作を見に行った。というか「とりあえず1を見ておもしろかったら最新作が公開されるから観に行こうよ」てな感じで誘われた。2も見てから行くつもりやったけど無駄に時間を使った結果見れないままの鑑賞となった。

だもんで全然シリーズファンとかじゃないんですよ。だけど良い映画やと思います。まず登場人物が魅力的だし!!笑えるし、退屈しないし、胸に来るシーンもあるし、最高や。特に最新作の最後のフェスのシーンは胸に来た・・。何もかもズタボロになってヨレヨレのマイティーの耳に聴こえてくる、いつか聴いた声、いつか聴いたようなラップ。光るステージで夢を歌い続けるかつての友達・・。ワイはあのシーンがベストシーンです。ラストシーンよりね。

最新作を見て改めて思ったのはよくこんなに気持ちの良い人間と、あんなに糞みたいな人間を描けるな、とかそんなことだった。征夷大将軍の4人とトムとイックは本当に気持ちの良い人たちですよね・・。友達になりたい人たちっていうのはああいう人たちのことですわ。

わりと家から近い小さい映画館に監督と征夷大将軍の1人が来て舞台挨拶があって、そういう経験初めてやったので楽しかったです。一緒に行った人が監督と少しだけ話して握手してもらってたけど、生え抜きのシリーズファンというわけでもないワイはなんか気が引けて、(というか話すこともないんですけど)ありがとうございましたしか言えんかった・・。握手はしてもらいましたけど。

最後に、もちろん曲も良い!サントラを一緒に行った人が買ったから、貸していただいてとりあえずタケダ先輩のトラックのを聴いたんだけどほんとにかっこいいわ!!光ってる!!!