文章リハビリ

この世はクソファッキン  だけどこの世はAll you need is love. (映画と本と音楽の感想と雑記のブログ)

ペントハウス

132854572197713128464_12_0205_01.jpg

ペントハウスへようこそ

エディ・マーフィベン・スティラー。面白くないわけがねえ。期待通りだった。

高級マンションの雰囲気やそこで働く者たちの姿など、物語が動き始める前からかなり楽しんで見ることができた。主役のジョシュは序盤の仕事ぶりからとにかく情に厚い、良い奴なんだと感じた。それは従業員のためにハチャメチャな計画を実行するところやラストシーンにもしっかりと表れていると思う。

物語が動き出してからは、素人の泥棒計画というわりとよくある設定?ながらも面白かった。計画に加わる仲間たちがかなり独特だからだろう。特に太っちょメイドのオデッサが良い味出してた。それからエディ・マーフィが本格的に話に絡んでくるのが意外と遅くてびっくりした。序盤からバリバリ登場してくると思っていたから。

泥棒計画に関しては、計画を組み立てる調査もそんなにミッチリ描かれてないし計画そのものもわりとうまいこと進みますよ。もうちょいピンチを増やして、一緒に泥棒する仲間たちそれぞれの特技を活かしたぶっ飛んだ見せ場があればよかったかなと思う。

敵役のショウは、主人公のジョシュからの目線で描かれているからなのか最初はマジで良い人にしか見えなかった。けれどジョシュの気持ちと同じように見てるこっちの気持ちも動いていった。見事にジョシュとシンクロして驚いて、怒ってと気持ちが動いていった。ラストは痛快。

期待していたエディ・マーフィは途中のビジネスマンのフリをしてお偉いさんを騙すシーンがこれこそエディ・マーフィて感じだった。あの笑顔も見れたし!オススメです。