ダークシティ(1998)

「心が欲しいなら探すを場所を間違えている」←名言

幼き頃テレビで見てタイトルがわからなかった映画。最近ふと思い出して気になっていたがタイトルがわからんのではどうにもならなかったのだが、今日本当にたまたま見つけた。こういうことってたまにありますよね

太陽の上らない暗い街、つるっぱげで生白い肌で黒装束に身を包んだ不気味な異邦人、夜中の12時になると止まる世界・・。作品全体を包む不気味な雰囲気が素晴らしい作品だ。何とも言えないどことなく不思議で現実っぽくない街並みも完璧だ。

終盤で主人公が異邦人の記憶を詰め込まれ覚醒するところで、記憶の中に何度も博士が登場するシーンが大好きだ。さらにそこから覚醒した主人公が文字通り世界を創造するところも圧巻。異邦人のボスとの決闘も見ていて熱くなった。

しかし博士が良い味出していてけっこう好きだ。まともじゃないし、けっこう狂っていると思うのだが終盤の展開で一気に好きになった。ていうか博士キーファー・サザーランドかよ・・。ほんのわずかに見たことある顔だと思っていたが気づかんかった・・。すげえ・・。