ナチョ・リブレ 覆面の神様
ハイファイブ!!!!!!!!
愛すべきジャック・ブラック!!!!!!あなたは最高!!!!!!!!!!この人を嫌いな人なんていないのではないか!!!????
ジャック・ブラックといえば説明せずとも浮かんでくるあの挙動、あの話し方、あのハジケ方。首領パッチも認めるハジケリストだと思いますね。
さて、この作品でもジャック・ブラック節は炸裂している。修道士ということもあってか、普段の役柄よりは少しおとなしめと感じたが。けどジャック・ブラック演じるレスリング好きの修道士はすごく魅力的であった。
何よりもレスリングの初試合でのファイトマネーを迷うことなく孤児たちの食事のために良い食材を買うことに使ったことにしびれた。まさしく美しい心ではないか。
修道院でのシーンは終始まるで絵本の中のような色彩で、独特の雰囲気。主人公ナチョが作る食事はたいそうまずそうだったが、食材が悪かったのだから仕方ないということにしておこう。
それに対してレスリングのシーンは暑苦しく(これは当然だけど)、スピード感もなく、爽快感もラストシーン以外は皆無なのだが、なぜか楽しくみることができた。ナチョとヤセの何とも言えないコンビプレイのおかげか。
しかし最後のラムサスをやっつけるシーンの爽快さ。シスター・エンカルナシオンが子供たちと供に現れ、美しい音楽に乗り戦うナチョ。最後の飛翔はまるで鳥のようだったぞ!!!!!!
少し盛り上がりに欠けると言われたりもしそうだが私はこの映画が好きだ。
最後になりましたが、エンディング前のラストシーンでサムズアップをするシスターが最高に可愛かったことを付け足しておきます。(サムズアップとは親指を立てるあの形です。「グッド!」って感じのあれです。わからなくて調べました。)