文章リハビリ

この世はクソファッキン  だけどこの世はAll you need is love. (映画と本と音楽の感想と雑記のブログ)

Queen II/Queen

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今思えば、僕にアルバム一枚通して聴くことの楽しさ・大切さを教えてくれたような気がするクイーンの2ndアルバム。

オープニングを飾る「Procession」からの「Father to son」なんかもすごいお気に入り、特に最後に盛り上がるところ・・ブライアン・メイのギターがかっちょいいし。「Some day one day」もブライアンの小品て感じですごい好き・・。

けどなんつーてもこのアルバムはレコードでいうB面から始まるブラック・サイドなわけで・・。初めて聴いたときの衝撃つーか驚きはすごかった。わけのわからん音から始まってフレディの絶叫から曲が加速する「Ogre Battle」、それ以上に不気味で癖になる「The Fairy Feller's Master-Stroke」、これはやばいってとこで突然始まる素晴らしく美しい「Nevermore」、そっからまた始まるディープで重い、けどギターソロはすごくかっこいい「The March Of The Black Queen」、そして重く長いこの曲が終わると一転楽しげで明るい曲が始まる・・。(この瞬間がすごく好きだ)「愛とは不思議なもの、3時のお茶には必ず帰ってくる」ってなんだか楽しそうに歌う僕のお気に入り「Funny How Love Is」、最後はなんというかこのアルバムを〆るにはコレって感じの「Seven Seas Of Rhye」・・。イントロのピアノもバリッとしたギターもメロディも最高ですね。

クイーンの最高傑作て僕には決めることが出来ないけど、何か1つ選べとなったときに間違いなく挙がってくるまさしく名作だと思う。ガンズのアクセル・ローズが棺桶に入れて欲しい1枚だったような気がします。